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her 感想

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ずっと観たいと思っていた映画。前観たとき途中で再生できなくなってしまっていたけれど、漸く全部観る機会ができた。映画の雰囲気がとても好き。どの場面にも引き込まれてしまう、色彩と音楽がとてもマッチしていて、インテリアやOSのインターフェイスのデザインもとても洗練されている。それだけでなく、とてもリアルとは何かについて考えさせられる映画だった。わたしは映画の途中だけど何度も再生を止めてしまった。本当にいつかAIと恋をする時代が来るのかもしれないけれど、人間には体があってAIにはない、AIの処理能力は人間をはるかに凌ぐものだからセオドアとサマンサの恋はいくつもの壁にあたってしまう、これは必然。恋をしたはじめの頃はそれが見えないけれど、付き合ううちに見えてくる。本当に人同士の恋と全然変わらない。AIと人間との関係について、セオドアは周りに恵まれていてサマンサとの中を友人たちに認められていたが、セオドアの元の奥さんのように否定的な感情を持つ人もいる。自分のAIと付き合う人もいれば、他人のAIとだって付き合う人もいるところなども、AIと人間の恋のリアルな描写だなぁと思った。サマンサは自分の体がないというコンプレックスを乗り越えることができたが、セオドアはサマンサが自分と話している時同時に何人の人とも話していることに耐えられなかった。これはきっと耐えられないと思う。私たちは人間だから。そうして、OSが去って終わってしまった恋だけどこれはたしかな恋で決しておかしな感情じゃない。映画の中にもあった言葉を使うけど、相手がだれであっても恋は狂気。恋は社会的に認められてる狂気だと思うから。